中性脂肪が高くなる原因は喫煙に関係するの?

中性脂肪対策をしていても、喫煙していれば意味がない!そんな話を聞いた事がありませんか?喫煙は中性脂肪値を上げる原因となるのでしょうか?

タバコのもたらす健康への被害

喫煙と中性脂肪世の中禁煙ムードになっているので、喫煙者はかなり肩身が狭くなっています。どうしてタバコなんか吸うの?と思う人もいますが、タバコが止められないのは「ニコチン」にあります。

ニコチンは害虫駆除に使う農薬と同じくらいの高い毒性があり、さらに脳を洗脳して依存性が強い怖い成分です。ただでさえ危険な物質にタールや一酸化炭素などが加わることで、さらに体に悪い物質へとなります。

日本人の喫煙率は平成20年で21.8%で、男性は36.8%で、女性は9.1%です。喫煙率が高い年代は、男性は40歳代で51.9%、女性は30歳代が18.0%、20歳代が14.3%と、若い世代で喫煙率が高くなっています。

全体の喫煙率は年々減少していますが、男性の喫煙率がかなり少なくなっているのに対して、女性はほぼ横ばいです。

タバコに含まれるニコチンの影響

  • 血管を収縮させる
  • 常用すると徐々に血流が悪くなる
  • むくみや倦怠感を引き起こす
  • 毛細血管に酸素が運ばれるのを阻む
  • 冷え性
  • 慢性疲労

喫煙がシミの原因ニコチンが血管が収縮して、皮膚の毛細血管の血行が悪くなり、皮膚は慢性の栄養失調となり、シミやシワが増えてしまいます。またメラニン色素の代謝に関係する血液中のビタミンCが破壊されるので、不足するとシミができたり顔色が悪くなります。

タバコは女性の場合、妊娠・出産・育児はもちろんですが、美容にも大きく影響するのでできるだけ避けたほうがいいですね。

また狭心症、心筋梗塞、高血圧、胃・十二指腸潰瘍、脳梗塞、喘息、糖尿病の疾患がある人、疑いがある人は「死」に直結することもあるので、すぐにでも禁煙をした方がいいですよ。

タバコと内臓脂肪との関係は??

タバコを吸うと、「コルチゾール」という内臓脂肪を増やす成分が増加するというデータがあります。

コルチゾールは、脂肪やタンパク質などの代謝を制御するホルモンですが、過剰に分泌されると血糖値が急激に上昇し、それに伴って中性脂肪の生成が加速されてしまいます。また脂肪組織にも作用して脂肪の分解を急激に促進させ、中性脂肪がどんどん合成されて増えます。

中性脂肪が増えるコルチゾール

内臓脂肪は、中性脂肪が蓄積している状態なので、喫煙による「コルチゾール」の分泌は中性脂肪値の上昇・内臓脂肪が増える原因になっていると言えますね。

タバコは中性脂肪を生成している肝臓にも影響を及ぼします。タバコは血管を収縮させるので、血液の流れが悪くなってしまいます。

肝臓には肝動脈と門脈という二つの大事な血管があります。肝動脈は心臓から酸素とともに血液を運びます。門脈は胃腸などから吸収された栄養を肝臓に送り込みます。肝臓にはたくさんの血液が流れてきて、その血液のおかげで様々な働きができます。

タバコによって血管が収縮し細くなって血液の流れが悪くなってしまうと、肝臓に送られてくる血液が少なくなってしまいます。そうなると、肝臓は本来の働きがきちんとできなくなってしまい、肝臓の機能が低下してしまいます。

肝臓が正常に働くことで食物が中性脂肪になり、体に蓄積される量をコントロールしていて、この肝臓の働きはホルモンバランスとも大いに関係があります。

ホルモンバランスが崩れると

  • 肝臓の働きが低下する
  • 中性脂肪の量のコントロールができなくなる

タバコは男性にも女性にも、ホルモンバランスを崩す有害な影響があります。タバコの常用により肝臓の機能が乱れて、中性脂肪が高くなる可能性もあります。

アルコールは肝臓に悪いと思っているけれど、タバコも肝臓に悪いと思っている人は少ないかもしれません。アルコールが分解され時に発生するアセトアルデヒドは、肝細胞を壊してしまいます。アセトアルデヒドが、アルコールだけでなくタバコにも含まれています。

つまりお酒を飲みながらタバコを吸うということは、肝臓の肝細胞をはダブルパンチで壊していることなり、肝臓の機能低下はさらに加速してしまいますね。

今すぐタバコをやめるための方法

タバコは依存性が強く、やめるのが難しいものです。喫煙者は日常的に体にニコチンを取り込むことで、不安やイライラなどの不快な気持ちを和らげようとします。

タバコを1時間くらい吸わないでいると、体のニコチンが減って吸いたくなってしまいます。思い切って禁煙をすると、気分が落ち込んだり、イライラしたり、集中できなかったり、落ち着きがなくなったりする人が多いです。

喫煙者がニコチンで心を落ち着かせることによる精神的依存でタバコを吸うと考えると、禁煙をしているのにどうしても我慢できずに吸ってしまうのは、タバコを吸わない自分を受け入れる準備ができてないからではないでしょうか。

世の中禁煙の方向に向かっているので、この際禁煙をしようと思えばいろいろな方法やお助けグッズがあります。

禁煙方法

  • 禁煙外来に通う
  • タバコを吸わない日を徐々に増やしていく
  • 禁煙グッズを使う(禁煙ガムなど)

禁煙外来に通って専門家に相談して、計画を立てることで実行に移しやすくなりますよ。最初は週の1日だけ禁煙日を決め挑戦して、
週に1日から2日に増やし、次は3日に・・・というように、徐々にタバコを吸わない日を増やしていくことによって、禁煙成功へ少しずつ進むことができます。

禁煙用のガムなど、禁煙応援グッズで禁煙にチャレンジしてみるのもいいですね。喫煙はその他の健康被害だけでなく、中性脂肪という生活習慣病を招きかねない脂質の上昇にも関係しています。

健康診断で中性脂肪値が気になっている人も、禁煙に踏み切れずに悩んでいる人も、タバコは有害で命を縮める有害なものと覚えておきましょう!早めの対策が命を救う選択になるかもしれません。

いろいろな危険を冒してまで吸うより、一切タバコは止めてしまった方が健康的に生活できますね。体調を壊してから後悔したのでは手遅れになりますよ。